Amazon Web Services ブログ
はじめての自動推論
Amazon Science の研究領域に新たに加わった自動推論について、予備知識のない方に向けてわかりやすく解説します。簡単な C と Python のコード例を使い、網羅的テストでは 1,300 年以上かかる検証を自動推論がミリ秒で示せる理由、テストが今後も必要な理由、停止性問題ゆえに「Don’t know」という答えが避けられない事情、論理・定理証明・形式手法といった関連用語の違いを説明します。IAM Access Analyzer や VPC Reachability Analyzer など AWS での活用例と、学習用の書籍・ツールの一覧も紹介します。
セキュリティにおける AI の現在地: 信頼構築に最も重要な指標の測定
セキュリティ業務で AI を活用する際、脆弱性を発見できるかだけでなく、安全なコードを誤検出しないかが信頼の鍵になります。本記事では、実際の脆弱性と誤検出を見分ける能力を測る初のベンチマーク Deception Benchmark を紹介します。16 のプログラミング言語、70 を超える CWE カテゴリの 14,822 サンプルで 12 モデルを評価した結果、FPR (偽陽性率) と FNR (偽陰性率) の両方を 10% 未満に抑えられた構成はありませんでした。設計手法と結果、実務への示唆を詳しく解説します。
エージェンティックセキュリティ: マシンスピードでの検出と対応
自律型 AI エージェントの台頭は、セキュリティポスチャにとってクラウドへの移行以来最大の変化です。本記事では、SANS Institute と共同執筆した 2026 Cloud Security Exchange eBook の章から、エージェントのアイデンティティとガバナンス、振る舞いの監視とオブザーバビリティによる検出の進化、段階的な自動対応、マルチエージェントエコシステムへの備えという 4 つの基礎領域を紹介します。Amazon GuardDuty、Amazon Inspector、AWS Security Hub を活用し、マシンスピードでの検出と対応を実現する実践的なフレームワークを解説します。
ポスト量子暗号 (PQC) 移行を導く CISO 向け戦略プレイブック
ポスト量子暗号 (PQC) への移行は、アルゴリズムの変更以上に組織横断の変革推進が課題です。本記事では、CISO をはじめとする経営層向けに、各国・地域の規制動向とコンプライアンス期限を整理したうえで、取締役会レベルのスポンサーシップの確保から、暗号依存関係の分類による移行対象範囲の削減、暗号テレメトリの構築、クリプトアジリティの実現までを、戦略的プレイブックとして解説します。
OpenAI と AWS によるサイバー防御の加速: Daybreak Red と Daybreak Blue を Amazon Bedrock で対象のお客様に提供開始
OpenAI の Daybreak Red と Daybreak Blue を、対象のお客様向けに Amazon Bedrock で提供開始しました。サイバーセキュリティ専用にトレーニングされた GPT-5.6 Cyber と、防御業務向けの GPT-5.6 Sol により、脆弱性の発見からレッドチーム演習、検出エンジニアリング、インシデント対応までを加速できます。本記事では、ゼロオペレーターアクセス (ZOA) をはじめとする Amazon Bedrock のセキュリティ機構と、利用開始方法を紹介します。
AWS Organizations における Amazon Inspector 抑制ルールのベストプラクティス
マルチアカウント環境で数千件におよぶ脆弱性の検出結果を効果的に管理するには、適切な優先順位付けが不可欠です。本記事では、AWS Organizations 全体で Amazon Inspector を活用した脆弱性管理のベストプラクティスを紹介します。委任管理者の設定、抑制ルールによる検出結果の大規模な管理、リソースタグを活用したリスクベースの優先順位付け、AWS Security Hub との統合など、7 つの実践的なアプローチを解説します。原文公開後のサービスアップデートは訳注として補足しています。
Amazon Inspector を使用したソフトウェア部品表 (SBOM) のエクスポート
Amazon Inspector を使用して、組織全体のリソースの統合されたソフトウェア部品表 (SBOM) を CycloneDx や SPDX 形式で Amazon S3 にエクスポートする方法を紹介します。CloudFormation による前提条件のデプロイから、AWS Glue クローラーでのデータカタログ化、Amazon Athena を使用した脆弱性やパッケージの分析クエリまでを解説します。SBOM を活用することで、ソフトウェアサプライチェーンの可視化やコンプライアンス対応を実現できます。
AWS Certificate Manager の ACME サポートで証明書の発行と更新を自動化
AWS Certificate Manager (ACM) の ACME プロトコルサポートについて紹介します。CA/Browser Forum の方針により証明書の有効期間が段階的に短縮される中、certbot や cert-manager などの使い慣れた ACME クライアントで、オンプレミスやハイブリッド環境を含むインフラストラクチャのパブリック証明書の発行・更新を自動化できます。ACME エンドポイントの作成手順、ドメインの事前承認、EAB 認証情報の管理、エンタープライズ向けの統制とベストプラクティスを解説します。
Security Hub Extended が 10 番目のカテゴリとしてサプライチェーンセキュリティを追加
AWS Security Hub Extended に 10 番目のカテゴリとしてサプライチェーンセキュリティが加わりました。厳選されたパートナーである Chainguard と Socket により、オープンソースの依存関係の来歴検証と悪意あるパッケージのブロックを実現します。検出結果は OCSF 形式で Security Hub に集約され、従量制料金とプライベートオファーで柔軟に導入できます。23 パートナー、10 カテゴリへの拡大と今後の展望を紹介します。
AWS Certificate Manager が E メールによるドメイン検証を終了、DNS 検証への移行をご案内します
AWS Certificate Manager (ACM) は、CA/B フォーラムによる業界全体での E メールベースのドメイン検証の廃止に合わせ、2027 年 9 月 30 日までに E メール検証済みパブリック証明書のサポートを終了します。本記事では、変更のタイムライン、コンソールや AWS CLI を使用した対象証明書の特定方法、証明書の ARN を変えずに DNS 検証へそのまま移行できる手順を紹介します。








