Amazon Web Services ブログ
Category: Security, Identity, & Compliance
OCC が AWS 上に構築したエージェンティック AI 調査ソリューションでセキュリティオペレーションを強化
世界最大の株式デリバティブ清算機関である The Options Clearing Corporation (OCC)® は、Amazon Bedrock で構築した AI 搭載のセキュリティ調査エージェント「SOC エージェント」を導入しました。本記事では、エージェンティックループによってセキュリティアラートの調査を自動化し、解釈可能かつ監査可能な結果を提供する仕組みを紹介します。また、ヒューマンインザループのフィードバックによって、セキュリティ専門家が主導権を保ちながらエージェンティック AI を活用する方法も説明します。
自動推論チェックで回答を書き換えてハルシネーションを抑えるチャットボットのリファレンス実装
Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックを活用し、大規模言語モデル (LLM) の回答を反復的に書き換えて改善するオープンソースのサンプルチャットボットを紹介します。検出結果の種類 (VALID、INVALID、SATISFIABLE など) に応じた優先順位付けと書き換えループの仕組み、確認のための質問を行うロジック、数学的に検証可能な説明と監査証跡による透明性の向上、バックエンドの主要コンポーネントと導入手順を詳しく説明します。
Amazon Bedrock の自動推論チェックによる信頼できる AI システムの構築 – パート 1
規制産業では、AI 応答が定められたポリシーに準拠していることを、数学的な確実性をもって示すことが求められます。2 部構成の第 1 部となる本記事では、形式的検証の技術によって生成 AI の出力を検証する Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックについて、その技術的な基礎を解説します。7 種類の検出結果タイプ、シナリオ生成やテスト管理などの新機能に加え、病院再入院リスク評価を例に、自然言語のドキュメントからのポリシー作成、テストによる検証、注釈を用いたポリシー改善、ガードレールへの統合までを実装手順とともに紹介します。
量子アルゴリズム入門: Daniel Simon 本人と読み解く Simon のアルゴリズム
量子アルゴリズムの原型にあたる Simon のアルゴリズムを、考案者 Daniel Simon 本人のコメントとともに解説します。既知の最良の古典アルゴリズムに対して、初めて指数関数的な高速化を示した成果です。Simon の問題の定義、古典と量子のクエリ複雑性の比較、量子回路の数学的な解析、ガウスの消去法による古典的な後処理までを順に追い、Amazon Braket での実装コードも紹介します。
AWS がクラウドプロバイダーとして初めて NATO 全加盟国で NATO RESTRICTED ワークロードの取り扱い承認を取得
AWS は、北大西洋条約機構 (NATO) の全加盟国で NATO RESTRICTED (NR) ワークロードの取り扱いを承認された初のクラウドプロバイダーとなりました。本記事では、NATO D32 への準拠とスペイン国立暗号センター (CCN) による評価を経た承認プロセスや、同盟国による AWS 認定の迅速化、セキュリティおよびコンプライアンス上の義務を果たすための時間、労力、コストの削減といったメリットを紹介します。また、NATO 加盟国内にある 15 の AWS リージョンで NR 対応システムを構築できることや、今回の発表の基盤となる AWS Trusted Secure Enclaves – Sensitive Edition (TSE-SE) を含む、AWS の利用を開始する方法も説明します。
AWS for SAP MCP Server で実現する SAP へのシングルサインオン・エージェントアクセス
AI エージェントに SAP へのアクセスを与えつつ、ユーザーごとのセキュリティを維持する方法を解説します。Amazon Bedrock AgentCore を基盤とする AWS for SAP MCP Server と Microsoft Entra ID の On-Behalf-Of(OBO)トークン交換により、Amazon Quick からの各ユーザーの ID を SAP まで伝播させ、共有サービスアカウントに頼らずに認証・認可・監査を実現します。Entra ID アプリ登録、CloudFormation デプロイ、SAP OIDC トラスト設定までのエンドツーエンド手順を紹介します。
ERP例外処理をAWSエージェント型標準作業手順書(SOP)で自動化
エンタープライズ ERP の例外対応は、SAP のスリーウェイマッチや RPA、従来型 ML でも解決しきれず、手作業に依存してきました。本稿では、Amazon Bedrock AgentCore と Strands を基盤に、ナレッジベースの SOP を実行時に解釈して SAP/非 SAP システム横断で例外を自律解決する「エージェント型 SOP」フレームワークを紹介します。EventBridge・Lambda・DynamoDB・Bedrock Knowledge Bases・SES を組み合わせ、ヒューマン・イン・ザ・ループと監査水準の証跡を備えたリファレンスアーキテクチャと技術的ベストプラクティスを解説します。あるグローバル製造業では 30 日超を要した PO 引当計上が数分に短縮されました。
Verus で正しさが数学的に証明できる Rust コードの開発
Rust の型システムは多くのバグを防ぎますが、コードが本当に正しいことまでは保証しません。そこで、Rust 向けのオープンソースの自動プログラム検証ツール Verus を紹介します。事前条件・事後条件による仕様記述の書き方、1 秒未満の高速なフィードバック、unsafe コードや並行コードの正しさの証明、そして Nitro Isolation Engine をはじめとする Amazon 社内やオープンソースでの活用事例まで説明します。
第21回情報危機管理コンテスト チームITソルーション室_げんこつ へのインタビュー
2026 年 5 月 21 日から 23 日に開催された「第 21 回情報危機管理コンテスト」にて経済産業大臣 […]
自動推論による数学的確実性の 10 年: Automated Reasoning Group が歩んだ道
Automated Reasoning Group (ARG) の発足から 10 年の歩みを振り返ります。自動推論による形式的検証は研究プロトタイプから、Amazon Inspector、IAM Access Analyzer、Reachability Analyzer といったお客様向けサービスへと発展しました。Nitro Isolation Engine や暗号実装、認可エンジンの正しさを証明した内部の取り組み、Amazon Bedrock Guardrails の自動推論チェックによる生成 AI のハルシネーション防止、そして Amazon Bedrock AgentCore や Kiro でのエージェンティック AI への展開まで、システムを「おそらく正しい」だけでなく「正しいと証明できる」ものにする数学的確実性の価値を紹介します。







