Amazon Web Services ブログ

Category: Amazon CloudWatch

How Amazon CloudWatch Logs Data Protection can help detect and protect sensitive log data

Amazon CloudWatch Logs Data Protection による機密ログデータの検出と保護

Amazon Web Services (AWS) 上で実行されるお客様のアプリケーションでは、個人を特定できる情報 (PII) や保護された健康情報 (PHI) などの機密データを扱う必要がある場合があります。
その結果、機密ログデータがアプリケーションの可観測性データの一部として意図的または意図せずに記録される可能性があります。包括的なログ記録はアプリケーションのトラブルシューティング、監視、(原因)分析に重要ですが、記録された機密情報はデータセキュリティとコンプライアンスの観点から重大なリスクとなります。このブログでは、Amazon CloudWatch Logs Data Protection を使用してログ内の機密データを検出および保護する方法、データ保護を検証する方法、非準拠の結果を収集および報告する方法を学びます。また、Amazon CloudWatch アラーム、通知、さらなる是正アクションを作成する方法についても学び、コンプライアンス要件を満たすために活用方法をご紹介します。

Amazon Bedrock Insights による CloudWatch アラームへの対応

クラウドで複雑な分散システムを運用する際、問題の原因を迅速に特定し、インシデントを解決することは大変な課題です。トラブルシューティングには、複数の AWS サービスからメトリクス、ログ、トレースをさらけずる必要があり、問題の全体像を把握することが難しくなります。しかし、この Alarm Context Tool (ACT) を使えば、効果的なインシデント解決に必要な時間と労力を削減できます。このブログでは、Amazon CloudWatch アラームに追加のコンテキストを提供する ACT ソリューションを紹介しています。ACT は、AWS Lambda 、Amazon CloudWatch 、AWS X-Ray 、AWS Health 、Amazon Bedrock を活用して、メトリクス、ログ、トレースを統合・分析し、有益な洞察を生成します。ACT を使えば、トラブルシューティングが簡素化され、運用コストを削減でき、AWS 環境の可観測性が向上します。

Amazon CloudWatch アラームによる Amazon Connect API の利用状況監視

Amazon Connect では、高い通話量時に API 使用量が割り当てられた容量を超えると、顧客リクエストがスロットリングされ、パフォーマンスに影響が出る可能性があります。本記事では、Amazon CloudWatch を活用して Amazon Connect API の使用状況を監視し、使用量が設定した上限に近づいたときにアラートを受け取る方法を紹介します。これにより、パフォーマンス問題が発生する前に、アプリケーションの最適化や容量の追加などの対策を講じることができます。

Improve application reliability with effective SLOs

アプリケーションの信頼性を効果的な SLO で向上させる

このブログでは、パフォーマンスを客観的に測定し、信頼性を正確に報告することで、インシデント発生時の迅速な対応と不要な警告を減らすことができる信頼性のベストプラクティスについて説明します。また、任意の Amazon CloudWatch メトリクスを使用して Amazon CloudWatch Application Signals で、サービスレベル目標(SLO)の作成、監視、アラートの方法を学びます。

SAP on AWS のエンドツーエンドオブザーバビリティ: パート 2 ネットワークレイテンシ監視

この記事では、AWS上でSAPを実行する際のネットワーク性能の最適化と監視について説明します。まず、AWS のリージョン構造や高可用性アーキテクチャについて解説し、SAPのネットワーク遅延要件を紹介しています。そして、AWS Network Manager – Infrastructure Performance を使ってリージョン間、アベイラビリティーゾーン(AZ)間、AZ内のネットワーク遅延を監視する方法を示しています。また、Amazon CloudWatch を組み合わせると、SAPに重要なネットワーク構成要素を単一の画面で監視できます。オンプレミスからAWSへの接続においては、AWSグローバルアクセラレータを使うことでパフォーマンスを改善できることを説明しています。最後に、SAP FIORIのパフォーマンス向上には Amazon CloudFront が有効であることを示唆しています。