Amazon Web Services ブログ

Category: Monitoring and observability

リアルユーザーモニタリングを使用した Amazon CloudFront のパフォーマンステストの準備と実行

ウェブサイトやモバイルアプリの表示速度は、ユーザーの利用体験と企業の収益に直接影響します。コンテンツの読み込みが遅いと、ユーザーは待つ前に画面を閉じてしまう可能性があるためです。Amazon CloudFrontを活用すれば、ウェブサイトの表示速度を飛躍的に向上させることができます。静的コンテンツをグローバルなエッジロケーションでキャッシュし、動的コンテンツも最適化された経路で配信するため、ユーザーの待ち時間を大幅に短縮することができます。さらに、Amazon CloudWatch Real User Monitoringを使うことで、ユーザー視点でウェブサイトのパフォーマンスを把握し、継続的な改善につなげることができます。本稿では、Amazon CloudWatch Real User Monitoring (RUM) を使用してウェブサイトのパフォーマンスを監視し、CloudFront を使用してコンテンツを配信した場合と使用しない場合のユーザーエクスペリエンスの違いに関する洞察を得る方法を紹介します。

Amazon CloudFront を使用した OTT ストリーミングのQoS 可観測性

OTT コンテンツは私たちの生活の一部となりました。しかし、品質を確保することは容易ではありません。国際電気通信連合(ITU)は、ネットワークパフォーマンスを示すQoSと主観的なユーザー体験を示す QoE を区別しています。優れた視聴体験を実現するには、ネットワークだけでなく、さまざまな要因を考慮する必要があります。事業者は業界標準のメトリクスを監視し、QoS と QoE を管理する必要があります。この取り組みは OTT 配信の可視性を高め、QoS を改善することを目的としています。

この投稿では Amazon CloudFront のリアルタムログ機能を使用し、リアルタイムで配信パフォーマンス指標を可視化するダッシュボードを紹介します。これにより、動画配信のさまざまなQoS 側面の可視性が向上します。ダッシュボードはストリーミング解像度と関連メトリクスを取得し、パフォーマンスの傾向を特定してデータ駆動の意思決定を支援します。お客様はインフラを最適化し、最高の視聴体験を提供できるようになります。

【開催報告 & 資料公開】AWS 秋の Observability 祭り

2023 年 9 月 22 日に「AWS 秋の Observability 祭り」と題したイベントを開催しました。昨今システムを運用する上で重要となってきている Observability をテーマにしたイベントです。ご参加いただきました皆様には、改めて御礼申し上げます。

AWS IoT Core における証明書要件の変更への対応方法

この記事では、Symantec Server の中間認証局 (ICA) の今後の変更と、コントロールプレーンエンドポイントのデフォルトでの TLS 1.2 への切り替えについて説明します。また、AWS IoT Core のカスタムドメインと設定可能なエンドポイント機能の使用方法に関する推奨事項についても説明します。さらに、単一の信頼できるエンドポイントに接続するデバイスにクライアント側のカスタム証明書 (自己署名された証明書) を使用する方法についても説明します。これにより、パブリック CA に関連する不確実性がなくなります。

AWS Systems Manager と Amazon CloudWatch を使用したハイブリッドおよびマルチクラウド環境の監視

お客様がクラウドへの移行を加速し、ビジネスを変革するにつれ、ハイブリッドまたはマルチクラウド環境で IT 運用を管理しなければならない場合があります。
この記事では、Microsoft Azure (Azure) や Google Cloud Platform (GCP) などの他のパブリッククラウドプロバイダーにデプロイされているワークロードを監視するために、組織が AWS サービスを使用する方法を紹介します。

Announcing Live Tail feature for Amazon CloudWatch Logs

Amazon CloudWatch Logs の Live Tail 機能を発表

Amazon CloudWatch Logs は、受信した CloudWatch ログデータをリアルタイムで表示できる新しいインタラクティブ分析機能である Live Tail をリリースしました。
このブログ記事では、CloudWatch Logs のインタラクティブな Live Tail 機能を使用する方法と、アプリケーションの可用性に関するエラーをデバッグする方法を示します。

Amazon CloudWatch Application Insights で SAP アプリケーションを監視する

SAP アプリケーションは重要なビジネスプロセスをサポートするため、お客様は最高レベルのセキュリティ、可用性、パフォーマンスを維持するために、SAP アプリケーションの健全性と実用的なインサイトを包括的に表示する必要があります。2022 年 11 月、AWS 上で動作する SAP NetWeaver アプリケーションの可観測性に関する Application Insights 内の追加サポートを発表しました。これにより、HANA および AnyDB データベース上で動作する SAP S/4HANA、SAP BW/4HANA、SAP Business Suite を含む SAP NetWeaver ABAP ベースのアプリケーションの健全性を監視および追跡することが容易になりました。