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Tag: AWS Cloud WAN

AWS Transit Gateway および AWS Cloud WAN におけるパフォーマンスとメトリクスに関する機能強化

2024年後半に追加された AWS Transit Gateway と AWS Cloud WAN における以下の機能強化について解説します。
・Transit Gateway および AWS Cloud WAN における Path MTU Discovery (PMTUD) のサポート
・アベイラビリティゾーン(AZ)の認識を改善するためのアプライアンスモードでのルーティング機能の強化
・AZ ごとの CloudWatch メトリクスへの対応
・AWS Cloud WAN におけるサービスの挿入操作に関する機能の強化

Amazon Route 53 プロファイルで AWS PrivateLink の DNS 管理を効率化

AWS PrivateLink インターフェイスエンドポイントを採用する大企業における主な課題は、導入プロセスの効率化、エンドポイント数の最小化、コストの最適化です。これらの課題に対処するための実績あるアプローチは、AWS Transit Gateway を Amazon Route 53 Resolver と合わせて使用し、複数の Amazon Virtual Private Cloud(VPC) およびオンプレミス環境で AWS PrivateLink インターフェイスエンドポイントを効率的に共有することです。これにより、企業は必要なインターフェイスエンドポイントの数を最小限に抑えることができ、コスト削減と運用オーバーヘッドの削減を実現できます。

Service Insertion を使用した AWS Cloud WAN マルチリージョンインスペクションへの移行

2024年6月11日に発表された機能である Service Insertion は、一元化されたポリシー設定を使用して AWS およびサードパーティのネットワークおよびセキュリティサービスを AWS Cloud WAN に簡単に組み込むことができる新機能です。この記事では、以下の移行を段階的に行う方法ついて解説いたします。
– Transit Gatewayで構成された集中型セキュリティインスペクションから、移行中の接続性を維持しダウンタイムを最小限に抑えた Service Insertion を使用した AWS Cloud WAN への移行。
– Service Insertion を使用していない AWS Cloud WAN の構成から、Service Insertion を使用した構成への移行。

AWS Cloud WAN と AWS Direct Connect 統合によるグローバルハイブリッド接続の簡素化

この投稿では、AWS Cloud WAN の AWS Direct Connect アタッチメントを使用したハイブリッド接続アーキテクチャを構築する方法について解説します。また、オンプレミス環境とAWSクラウド間のシームレスな接続を実現するための、グローバルハイブリッドネットワークの設計におけるベストプラクティスや考慮事項についてご紹介します。

AWS Cloud WAN の紹介 (プレビュー)

本日、AWSは新しいネットワークサービス「AWS Cloud WAN」のプレビューリリースを発表しました。Cloud WAN は、クラウドやオンプレミス環境で稼働するリソースを接続するグローバルネットワークの構築、管理、監視を容易にするマネージド広域ネットワーキング(WAN)サービスです。AWS は、クラウドネットワーキングのための強力かつシンプルなサービスを数多く提供しています。最も便利で中心的な機能の1つであるAmazon Virtual Private Cloud (VPC) について考えてみてください。また、AWS Transit Gateway は、AWS リージョン内でハブ&スポークのネットワークトポロジーを構築することを可能にします。 Cloud WAN は、データセンター、支店、クラウドリソースを統合し、一元管理されたネットワークに接続する簡単な方法を提供し、グローバルネットワークの運用に伴う運用コストと複雑さを軽減します。

AWS Cloud WAN を利用した VMware Cloud on AWS マルチリージョン構成の拡張

本稿では、AWS Cloud WAN が VMware Cloud on AWS のマルチリージョン接続の課題と要件にどのように対応できるのかを見ていきます。さらに VMware Cloud on AWS と AWS Cloud WAN の統合に関するリファレンスアーキテクチャについて実際の例を見ながら確認していきます。