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Category: Amazon Q Developer

Amazon Q Developer で Audible のユニットテスト自動化を強化

Amazon の子会社である Audible は、オーディオストーリーテリングの大手プロデューサーかつプロバイダーです。オーディオブック、ポッドキャスト、特別にキュレーションされた Audible Originals を含む 100 万タイトル以上の膨大なライブラリを持っています。Audible は没入感のあるオーディオ体験で、日常を学習や想像力、エンターテイメントの機会に変えています。数百万のエンドユーザーがデバイス間でシームレスな体験を楽しめるよう、堅牢なテストが重要です。

テストカバレッジが不十分なコードベースを引き継いだ経験はありませんか?あるいは、締切に間に合わせるために急いでコードを書き、「後で」テストを追加すると約束したことは?私たちは皆そのような経験があります。テストは重要ですが、締切が迫ると優先度が下がりがちです。そこで Amazon Q Developer のエージェント機能が登場し、開発者のテスト生成アプローチを変革しています。このブログでは、Audible が Amazon Q Developer を活用してユニットテストカバレッジを向上させた方法を紹介します。

[資料公開 & 開催報告] Amazon Q Developer Meetup #3 を開催しました

2025 年 9 月 30 日に AWS Startup Loft Tokyo (目黒) で開催された「Amazon Q Developer Meetup #3 生成AIの利用を中心としたソフトウェア開発の新しいアプローチであるAI-DLCおよびその活用実績のご紹介」のイベントの様子をレポートします。
このイベントは、生成 AI を中心としたソフトウェア開発に対する新たなアプローチである、AI 駆動開発ライフサイクル (AI-DLC) をテーマに実施しました。まず Developer Specialist SA の金森から AI-DLC が必要とされる背景と、AI-DLC の概要、進め方をご紹介しました。続いて、すでに AI-DLC を体験していただいた LINE ヤフー株式会社様、株式会社サイバーエージェント様、東京海上日動システムズ株式会社様に、実際の進め方や学び、今後の展望などについて発表していただきました。

ウェイトリストは終了、今日から Kiro を始めましょう

90 日前のローンチ以来、数十万人の開発者が Kiro を試すためにウェイトリストに参加してくれました。本日(2025 年 10 月 16 日)をもって、ウェイトリストは廃止されます。AI を使った仕様駆動型コーディングアプローチを試したい方は、このブログの残りを飛ばして今すぐサインアップしてください。

README ファイルの心配をやめた方法

Kiro のエージェントフックとは、IDE 上で特定のイベントが発生したときに、あらかじめ定義されたエージェントのアクションを自動で実行するトリガーのことです。ドキュメントを手動で更新する代わりに、ファイルを保存した際に README を自動更新したり、エンドポイントの変更時に API ドキュメントを更新したり、コードの進化に応じて使用例を自動生成するようなフックを設定できます。

Amazon Q Developer for GitHub によるインタラクティブなコードレビュー体験の紹介

Amazon Q Developer for GitHub においてプルリクエスト向けの対話型コードレビュー機能が利用可能になりました。新機能では /q コマンドで Amazon Q Developer に質問でき、コードの検出結果について詳細な説明を求めたり、変更提案を受けたりできます。開発者は従来のようにドキュメントを検索してコンテキストを探す必要がなくなり、レビューサイクルの短縮と開発速度の向上が期待されます。Amazon Q Developer for GitHub は現在プレビュー版として利用可能で、GitHub Marketplace からインストールできます。

新しい料金プランと新エージェント「Auto」の発表

Kiro は 9 月 30 日まで無料で利用でき、10 月 1 日以降は新しい料金体系に移行します。主な変更点として、vibe タスクと spec タスクの上限を統一した単一クレジットプール制、プロンプトの複雑さに応じた小数点単位でのクレジット消費、新規ユーザー向け 14 日間有効な 500 クレジットの無料トライアルを導入します。また、複数のモデルを組み合わせて最適な性能・効率・品質を提供する新しいエージェント「Auto」をデフォルトオプションとして追加し、Claude Sonnet 4 と比較してコスト削減を実現しながら同等の品質を維持します。料金プランは Free(50クレジット)から Power($200 /月)まで 4 段階で、すべての有料プランで超過利用時の従量課金($0.04/クレジット)に対応しています。

【開催報告】店舗業務にフォーカス!小売業界向け AI エージェント活⽤ワークショップ

2025年9月4日に開催された小売業界向けAIエージェント活用ワークショップの開催報告です。ファッション、アパレル、コンビニエンスストア等の小売企業15社が参加。生成AIの最新動向から、在庫管理・売上分析エージェントのハンズオン、そして店舗業務効率化のハッカソンまで実践的な内容を体験いただきました。ハッカソンでは6つの具体的なユースケース(売れ筋商品の補充発注、シフト変更調整、週報作成、店舗コンシェルジュ、商品ポップ作成、滞留在庫商品の広告作成)を特定し、画面プロトタイプの作成まで実施いただきました。

Kiro の AI エージェントフックで開発ワークフローを自動化する

ソフトウェアプロジェクトが成長するにつれ、ドキュメントやテスト、コードの可読性とパフォーマンスを同期させ続けるのは難しくなります。Kiro のエージェントフックは、こうした重要な作業をバックグラウンドで自動化し、テスト更新やドキュメント同期、規約適用をリアルタイムに行うことで、受動的な AI 支援から能動的な統合への転換を実現し、開発者が集中を保ちながら高品質なコードを出荷できるよう支援します。