2023 株式会社リコー
リコー、Amazon SageMaker を利用し、大規模言語モデル(LLM)を活用した独自の AI モデルを 3 か月で開発
製造業
概要
「“はたらく”に歓びを」を使命と目指す姿とし、デジタルサービスの会社への変革を進める株式会社リコー。1990 年代から AI 開発に取り組んできた同社は、生成 AI で利用されている大規模言語モデル(LLM)にいち早く注目し、GPT-3 相当のリコー独自の AI モデルを開発しました。アマゾン ウェブ サービス(AWS)の GPU インスタンスを活用して 3 か月でモデル開発を実施。同社の AI モデルは、実用化に向けた取り組みが始まっています。

課題・ソリューション・導入効果

わずか 3 か月でリコー独自の AI モデルを開発できたことには、AWS の活用が大きく貢献しています
梅津 良昭 氏
株式会社リコー デジタル戦略部 デジタル技術開発センター センター長株式会社リコー
2020 年に「デジタルサービスの会社」への変革を宣言。お客様の経営課題・生産性向上を支援する「リコーデジタルサービス」、画像機器やエッジデバイスを開発・生産する「リコーデジタルプロダクツ」、商用・産業印刷事業の「リコーグラフィックコミュニケーションズ」、産業プロダクツ事業の「リコーインダストリアルソリューションズ」、新規事業創出を行う「リコーフューチャーズ」の 5 つの事業を展開。
取組みの成果
- 3 か月
独自 AI モデルの開発期間 - 大規模言語モデル(LLM)の活用
- AI エンジニアリングのノウハウ蓄積