2024
三沢市、移住相談サービスに Amazon Bedrock を採用。生成 AI による回答で自然な対話を実現し、職員の負荷軽減も実現
自治体
概要
青森県三沢市はコロナ禍を契機に、チャットボットによる自動応答サービスを開始し、移住検討者への情報提供を強化しました。2024 年には利用していた応答サービスのサポート終了を機に、Amazon Bedrock を活用した新システムへ移行。文脈を理解した自然な対話や高精度な回答が可能となり、サービスレベルの向上と職員の業務効率化につながっています。コストを抑えた先進的な生成 AI 活用事例として、他の自治体からも注目を集めています。

課題・ソリューション・導入効果

Amazon Bedrock を使った新しい仕組みではほとんどの質問に対して即座に対応できます。回答する情報も充実していて、文脈に従って、国際交流が盛んなことや特産物などの案内もしてくれます
白銀 壮太郎 氏
三沢市 政策部 政策調整課 企画戦略係長アーキテクチャ図

三沢市
青森県の南東部に位置しており、東は太平洋に面し、西は小川原湖に臨む。米軍と自衛隊が共同使用する三沢基地があるため、約 3 万 8,000 人の人口に加え、多くの米軍人、軍属及びその家族が暮らし、異国情緒漂う国際都市として独自の発展を続けている。自然豊かな環境が広がり、釣り、キャンプといった観光・アクティビティも充実。温泉も点在しているため、癒しの場としても人気が高い。漁業も盛んで、新鮮な海の幸も味わえる。
取組みの成果
- 自然な対話と高精度な回答を実現
- 生成 AI のシステムを既存の予算内で実現
- 職員の負荷削減とサービス品質の向上
本事例のご担当者
白銀 壮太郎 氏

簗場 真衣子 氏

株式会社ヘプタゴン
AWS アドバンストティア サービスパートナー
東北では初となる AWS アドバンストティア サービスパートナーに認定されたクラウド専業のインテグレーター。東北だけで 100 社 300 プロジェクト以上の AWS の導入実績を持ち、特に、中小規模の企業、サービス向けのインテグレーションサービスを得意とし、地方の企業がクラウドのメリットを存分に生かして事業・サービスを展開するための基盤作りをサポートしている。
