Amazon EC2 テストポリシー

これらのガイドラインは、Amazon EC2 インスタンスから別の Amazon EC2 インスタンス、AWS のプロパティ/サービス、または AWS ネットワークインフラストラクチャ外の外部エンドポイントなどのその他ロケーションに大規模なネットワークテストを直接実行する予定のお客様のためのものです。これらのテストは、ストレステスト、ロードテスト、ゲームデイテストと呼ばれる場合もあります。これらのガイドラインでは、テストが大量の正規トラフィックまたはテストトラフィックを特定の意図されたターゲットアプリケーションに送信することを「ネットワーク負荷テスト」と見なします。エンドポイントとインフラストラクチャにはこのトラフィックを処理できることが期待され、トラフィックはネットワーク負荷テストポリシーを満たす必要があります。

パケット/接続フラッド攻撃、リフレクション/増幅攻撃、またはその他の大量のトラフィックを用いてターゲットやインフラストラクチャを意図的に過負荷状態にしようとするテストは、ネットワーク負荷テストではなく、分散型サービス拒否 (DDoS) テストと見なされます。Amazon EC2 プラットフォームではボリューム型のネットワークベース DDoS シミュレーションが明示的に禁止されているため、これらのガイドラインの対象外となっています。DDoS シミュレーションテストの実行をご希望のお客様は、当社の「DDoS シミュレーションテストポリシー」をご確認ください。

EC2 からネットワーク負荷テストを実行するときにエンドポイントが AWS 内でホストされている場合は、それらのエンドポイントがローカル AWS リージョン内にあることを確認する必要があります。AWS は、関連するネットワークパスや AWS リージョンに応じてトラフィックの急増が 25 Gbps または 100 Gbps を超える場合に、トラフィックエンジニアリングまたはトラフィックシェーピング操作を利用することがあります。AWS は、お客様のネットワークトラフィックが AWS 適正利用規約にも違反している場合に、そのトラフィックを制限する権利を留保します。