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オンプレミスでの高速なリストアと遠隔地バックアップを両立したい
クラウドバックアップで事業継続性を確保し、データ損失リスクの最小化とオンプレミスでの高速なリストアを実現出来る AWS クラウド構成例とその概算料金をご紹介します
構成概要
この構成例のクラウドレベル:
応用編
入門編:該当するユースケースの知識が全くない方が対象
基礎編:該当するユースケースの入門知識がある方が対象
応用編:該当するユースケースにある程度精通している方が対象
この構成例で解決できる課題・困りごと:
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遠隔地へのバックアップが必要だが、自社で遠隔地にデータセンターを持つことが難しい
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既存のオンプレミスバックアップシステムからなるべく変更少なくしたい
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有事の際に高速なリストアを行いたい
この構成例の概算料金:
75.00 ドル (月額)
この構成例のメリット:
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拠点での災害時にデータが失われず、遠隔地へのバックアップが可能になります
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既存のバックアップソフトウェアやスクリプトをそのまま利用可能なため、運用手順の変更なく、クラウドバックアップへの移行が実現できます
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ローカルキャッシュによる高速なファイルアクセスによる高速なリストアが可能になります
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ライフサイクルポリシーによる自動的なストレージクラスの移行により、長期保存データコストを削減することが可能です
月額合計料金:277.84 (USD)
この構成例で使用したサービスと概算料金内訳
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サービス
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項目
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数量
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単価
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料金 (USD)
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Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
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Amazon Virtual Private Cloud (VPC)
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Site-to-Site VPN |
730 時間 |
0.048 USD/時間 |
35.04 |
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AWS Storage Gateway
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ゲートウェイによって AWS ファイルストレージに書き込まれたデータ |
3,000 GB |
0.01 USD/GB |
30 |
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東京リージョンでのご利用を想定しています。
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1 ヶ月を 30 日 or 730 時間として計算しています。
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1 日 1 回アップロードする容量を約 100 GB として、365 日間クラウドに保存を想定しています。
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S3 Standard クラスに 30 日間、S3 Standard-IA クラスに 60 日間、S3 Glacier Deep Archive クラスに 275 日間保持することを想定しています。
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オンプレミス側の S3 File Gateway が動作する VM のコストは本試算には含まれていません。
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オンプレミス側の S3 File Gateway が動作する VM の要件についてはこちらを御確認ください。
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リストア時 AWS からのダウンロードが発生する場合には別途料金が発生します。
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数量はあくまで試算であり、実際の利用料はユースケースにより変動します。
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AWS で提供しているサービスの一部で無料利用枠が提供されています。本試算では無料利用枠を考慮せずに試算を行っており、実際にはより安価にご利用頂ける場合があります。以下に該当する無料利用枠を一部抜粋します。
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インターネットからAWS リージョン方向のデータ転送 (イン) : 0 GB/月
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Amazon Simple Storage Service :
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5 GB の標準ストレージ
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20,000 件の Get リクエスト
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2,000 件の Put リクエスト
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AWS Storage Gateway :
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AWS に書き込まれたはじめの 100 GB
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※ 2024 年 11 月 21 日時点での試算です