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承認された参加者で構成されるコンソーシアムチェーンを構築したい
承認された参加者で構成されるコンソーシアム型のブロックチェーンネットワークを構築できる AWS クラウド構成例とその概算料金をご紹介します
構成概要
この構成例のクラウドレベル:
応用編
入門編:該当するユースケースの知識が全くない方が対象
基礎編:該当するユースケースの入門知識がある方が対象
応用編:該当するユースケースにある程度精通している方が対象
この構成例で解決できる課題・困りごと:
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複数の組織間でデータを安全に共有し、透明性を確保する必要がある。また、承認された参加者のみにアクセスさせたい
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ブロックチェーン技術を用いた構成をご利用頂くことで、承認された参加者のみでデータの一貫性と改ざん防止を保証し、信頼性を高めたい
この構成例の概算料金:
検証環境: 779.26 ドル(月額)
本番環境: 2433.72 ドル(月額)
この構成例のメリット:
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フルマネージドサービスで構成されているため、AWS がインフラの管理を行います。また、スケーラブルなブロックチェーンネットワークを提供します
月額合計料金:小計(1 アカウント分) 389.63 (USD)、合計(2 アカウント分) 779.26 (USD)
この構成例で使用したサービスと概算料金内訳
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サービス
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項目
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数量
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単価
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料金 (USD)
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Amazon Managed Blockchain
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Amazon API Gateway (REST API)
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リクエスト回数 |
100,000 (回/月) |
4.25 USD/100万リクエスト |
0.42 |
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AWS Lambda
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AWS Secrets Manager
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AWS PrivateLink
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東京リージョンでのご利用を想定しています。
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1ヶ月を 730 時間として計算しています。
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ブロックチェーンネットワークについては下記の想定で試算を行っています。
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ブロックチェーンネットワークは 2 メンバーで所有(検証環境は Starter Edition、本番環境は Standard Edition)
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ピアノードは各メンバーで 2 つの Availability Zone に 1 つずつ配置(検証環境は 1 つの Availability Zone に 1 つずつ配置)
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インスタンスサイズについて、検証環境は bc.t3.small、本番環境は bc.m5.xlarge
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各ピアノードのストレージ容量は 500 GB
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各ピアノードへの 1 時間当たりのデータ書き込み容量は 100 MB
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その他の想定
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各サービスへの 1 か月当たりの API コール数は 100,000 回
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インターフェイス VPC エンドポイントは 2 つの Availability Zone に 1 つずつ配置
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インターフェイス VPC エンドポイントに転送されるデータ量は 75 GB(ブロックチェーン: 73 GB , AWS Secrets Manager: 2 GB)
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ブロックチェーンネットワークへ接続するための認証情報は 2 つ(署名証明書、プライベートキー)
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AWS で提供しているサービスの一部で無料利用枠が提供されています。本試算では無料利用枠を考慮せずに試算を行っており、実際にはより安価にご利用頂ける場合があります。以下に該当する無料利用枠を一部抜粋します。
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AWS Lambda :
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リクエスト回数 1,000,000 件/月
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コンピューティング時間 400,000 GB-秒/月
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※ 2024 年 08 月 10 日時点での試算です
この AWS サービスに関する参考情報
構成図の説明
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Amazon Managed Blockchain と呼ばれるブロックチェーンサービスを用いて、承認された参加者で構成されるコンソーシアム型のブロックチェーンネットワークを構築する例です。
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Amazon Managed Blockchain はフルマネージドサービスであり、Hyperledger Fabric を使用して、スケーラブルなプライベートネットワークを作成します。
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今回の例では、2 つのメンバーでブロックチェーンネットワークを所有します。それぞれのメンバーに対して、Hyperledger Fabric ブロックチェーンネットワークと対話するアプリケーションを実装するために、AWS Lambda 及び Amazon API Gateway を構築します。サーバーレスサービスであるため、アプリケーションの可用性担保や運用保守の大部分を軽減することが可能となります。必要な時だけコンピュートリソースを利用する形になるので、ランニングコストを極力抑えた形でアプリケーションの運用ができます。
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ブロックチェーンネットワーク(Hyperleder Fabric)に接続するためのユーザー認証情報は、AWS Secrets Manager と呼ばれる認証情報を管理するサービスに保存します。
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Hyperledger Fabric に接続するためには VPC エンドポイント経由でアクセスする必要があるため、VPC 内に AWS Lambda を作成します。また、AWS Secrets Manager に接続するための VPC エンドポイントを作成します。
具体的なユースケース例
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サプライチェーン
物流ルートを一元的に管理し、製品の生産から消費者に届くまでの過程を追跡、記録し、いつでも製品の状態や場所を照会したい場合。また、顧客にデータを共有することにより、製品の真正性とサプライチェーン適性を証明したい場合。
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金融取引
顧客、中間業者などの関係者間における取引を公開し、不正行為を防ぎ、金融システムの透明性を高めたい場合。また、金融取引を自動化し、それらをより効率的で信頼性の高いものにしたい場合。
(注意点)
本コンテンツは、上記の課題やモチベーションをお持ちの場合に検討される構成の一例です。
AWS ではお客様の要件に合った、適切な構成を一緒に検討させていただく個別相談会を実施しております。