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【配信開始】商用データベース(Oracle, SQL Server, Db2)を AWS 上で活用するための Web セミナー

2025 年 7 月 17 日に「商用データベースを AWS で活用する」と題したセミナーを開催しました。現在商用データベース ( Oracle, SQL Server, IBM Db2 )を利用中だが、まだ AWS を触ったことがない、もしくは移行を検討しているという方向けのセミナーで、最初に AWS を利用するメリットといった基本をご説明し、その後は 3 種類の商用データベースを AWS 上で稼働させる際のサービス選択のポイントや注意点について説明するという内容でした。ご参加いただきました皆様には、改めて御礼申し上げます。

タイミングが合わず参加できなかった方向けに、このセミナーの内容をオンデマンド(録画)での配信を本日より開始いたしました。本ブログでセッションの内容を簡単に紹介しますので、これを参考に視聴いただければと思います。また、視聴後アンケート(リンク先の概要に記載)に回答いただけますと資料のダウンロードが可能になりますので、ぜひアンケートにも回答いただけますと幸いです。

オンデマンド視聴はこちらのURLより可能です。

セッション紹介

AWS の DB 関連基本サービスの説明と、活用パターン

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 Yukki (髙橋 敏行)

本セッションでは、AWS 上で商用データベースを稼働させる検討をする上で必要になる AWS クラウドの基本概念と特徴をご説明しました。 AWS グローバルインフラストラクチャーを活かした設計や、マネージドサービスを使うことによる運用負荷の低減、およびセキュリティなどをご説明した後に、 AWS のデータベースサービス概要やデータベース移行と運用を支えるサービスも合わせてご説明しています。

AWS のリージョン構成

Oracle Database on AWS

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 矢木 覚

Oracle データベースを AWS 上で稼働させる選択肢としては、RDS for Oracle に加え、先日米国で一般提供が開始になりました Oracle Database @ AWS があります。本セッションではこの2つのサービスについて概要説明に加え、 Oracle ライセンスの AWS 上での取り扱いや可用性の考え方について説明しています。

Oracle Database @ AWS アーキテクチャ

SQL Server on AWS

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 沢田 吉伯

AWS はクラウドの中で最も多くの Microsoft Windows が稼働する環境です。このセッションでは、マイクロソフトテクノロジーを AWS 上で活用するための基本知識に加え、SQL Server を AWS 上で稼働させる際の選択肢や、 AlwaysOn の利用方法、ライセンスの考え方をご説明しています。

SQL Server の実装方法

IBM Db2 on AWS

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 山根 英彦

IBM ミドルウェアの多くは、 AWS 上で稼働させることが許可されています。本セッションでは IBM ライセンスの基本的な考え方に加えて、Amazon RDS for Db2 の機能概要、および既存 IBM Db2 からのデータ移行ツールや事例について説明しています。

RDS for DB2

著者について

Akia Shimosako

下佐粉 昭(Akira Shimosako) @simosako

2015年より AWS Japan のソリューションアーキテクトとして、主に製造業・金融業のお客様に対し、クラウド活用の技術支援を行ってきました。その後、アナリティクス領域を専門とする部門に異動し、現在はデータレイク・データウェアハウスを専門としてお客様のデータをクラウドで活用することを支援しています。少年時代は 8 Bit パソコンと共に育ったため、その時代の本やアイテムを見かけると、ついつい買ってしまいます。