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最大 600 Gbps のネットワーク帯域幅を提供する AWS Graviton4 搭載の新しい Amazon EC2 C8gn インスタンス

6 月 30 日、AWS Graviton4 プロセッサと最新の第 6 世代 AWS Nitro Card を搭載した Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C8gn ネットワーク最適化インスタンスの一般提供が発表されました。EC2 C8gn インスタンスは最大 600 Gbps のネットワーク帯域幅を提供します。これは、EC2 ネットワーク最適化インスタンスの中でも最高レベルの帯域幅です。

C8gn インスタンスは、セキュリティおよびネットワーク仮想アプライアンス (仮想ファイアウォール、ルーター、ロードバランサー、プロキシサーバー、DDoS アプライアンス)、データ分析、密結合クラスターコンピューティングジョブなど、要求が最も厳しいネットワーク集約型ワークロードを実行するために使用できます。

EC2 C8gn インスタンスの仕様
C8gn インスタンスは、最大 192 個の vCPU と 384 GiB のメモリを提供し、Graviton3 ベースの EC2 C7gn インスタンスよりも最大 30% 優れたコンピューティングパフォーマンスを実現します。

C8gn インスタンスの仕様は次のとおりです。

インスタンス名 vCPU 数 メモリ (GiB) ネットワーク帯域幅 (Gbps) EBS 帯域幅 (Gbps)
c8gn.medium 1 2 最大 25 最大 10
c8gn.large 2 4 最大 30 最大 10
c8gn.xlarge 4 8 最大 40 最大 10
c8gn.2xlarge 8 16 最大 50 最大 10
c8gn.4xlarge 16 32 50 10
c8gn.8xlarge 32 64 100 20
c8gn.12xlarge 48 96 150 30
c8gn.16xlarge 64 128 200 40
c8gn.24xlarge 96 192 300 60
c8gn.metal-24xl 96 192 300 60
c8gn.48xlarge 192 384 600 60
c8gn.metal-48xl 192 384 600 60

C8gn インスタンスは、AWS マネジメントコンソールAWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、または AWS SDK を使用して起動できます。

現在 C7gn インスタンスを使用している場合は、新しい C8gn インスタンスでも同様の vCPU/メモリ比率が提供されるため、ネットワーク集約型ワークロードの C8gn インスタンスへの移行を簡単に行えます。詳細については、一連の Graviton リソースをご覧ください。これらは、Graviton インスタンスタイプへのアプリケーションの移行を開始するために役立ちます。

また、「Level up your compute with AWS Graviton」ページにアクセスして、Graviton 導入ジャーニーを開始することもできます。

今すぐご利用いただけます
Amazon EC2 C8gn インスタンスは、本日から米国東部 (バージニア北部) リージョンと米国西部 (オレゴン) リージョンでご利用いただけます。2 つのメタルインスタンスサイズが提供されるのは、米国東部 (バージニア北部) リージョンのみです。これらのインスタンスは、オンデマンドSavings Plansスポットインスタンス、またはハードウェア専有インスタンスおよび専有ホストとして購入できます。

Amazon EC2 コンソールで C8gn インスタンスをぜひお試しください。詳細については、「Amazon EC2 C8g Instances」ページをご確認ください。ご意見やご要望がありましたら、EC2 の AWS re:Post、または通常の AWS サポート窓口までお寄せください。

Channy

原文はこちらです。