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AWS Weekly Roundup: 南米への拡張、OpenSearch での Q Developer など (2025 年 5 月 12 日)
AWS での新しいリージョンとアベイラビリティーゾーンの立ち上げの迅速さには、いつも感動しています。現在、36 のリージョンと 114 のアベイラビリティーゾーンがリリースされています。これは素晴らしいことです!
5 月 5 日週の AWS でのニュースは、グローバルインフラストラクチャの大幅な拡張です。南米向けの新しいリージョンの発表により、お客様にとって、低レイテンシーとデータレジデンシーの要件を満たすための選択肢が増えます。拡張と並行して、AWS はより多くのリージョンで多数のインスタンスタイプを利用できるようになったことを発表しました。
インフラストラクチャの拡張に加えて、AWS は Amazon Q Developer の対象範囲を Amazon OpenSearch Service にも拡大しています。
5 月 5 日週のリリース
- Amazon OpenSearch Service での Amazon Q Developer の使用 – Amazon Q Developer が Amazon OpenSearch Service と統合されました。これにより、開発者は関連するコードの提案やトラブルシューティングガイダンスを使用して検索アプリケーションを迅速に構築するのに役立つ、AI を活用した支援を受けることができます。
- 構築中 – AWS 南米 (チリ) リージョン – AWS は、南米 (チリ) リージョンの新設計画を発表しました。この計画では、グローバルインフラストラクチャを拡張して、地域のお客様に低レイテンシーおよび強化されたデータレジデンシーの選択肢を提供できるようになります。
- AWS Zero Trust Accelerator for Government のご紹介 – 新しい AWS Zero Trust Accelerator for Government は、公共部門の組織がコンプライアンス要件に特化したツールとガイダンスを使用して、ゼロトラストセキュリティアーキテクチャをより効率的に実装するのに役立ちます。
- Amazon EBS スナップショットから新しい EBS ボリュームへのデータ転送の高速化 – AWS は、Amazon EBS Provisioned Rate for Volume Initialization の一般提供を発表しました。これは、ユーザーが EBS スナップショットから新しい EBS ボリュームへのデータ転送を 100 MiB/秒〜300 MiB/秒の範囲の指定されたレートで高速化できる新機能です。
インスタンスに関する発表
AWS は、さまざまなインスタンスタイプのインスタンス可用性を、さらに多くのリージョンに拡大しました。
- Amazon EC2 C8gd、M8gd、R8gd インスタンスが AWS リージョン欧州 (フランクフルト) で利用可能に – Amazon EC2 C8gd、M8gd、R8gd インスタンスが AWS 欧州 (フランクフルト) リージョンで利用できるようになりました。これにより、ローカル NVMe ベースの SSD ストレージを使用した Graviton 搭載のコンピューティングインスタンスが、より多くのお客様に提供されるようになりました。
- Amazon EC2 R7g インスタンスがさらに多くの AWS リージョンで利用可能に – AWS Graviton3 プロセッサを搭載した Amazon EC2 R7g メモリ最適化インスタンスが、さらに多くの AWS リージョンで利用できるようになり、メモリを大量に消費するワークロードのデプロイオプションが広がりました。
- Amazon EC2 R7g インスタンスが AWS GovCloud (米国東部) で利用可能に – Amazon EC2 R7g インスタンスは AWS GovCloud (米国東部) で利用できるようになりました。これにより、政府や規制対象のワークロードに、高性能のメモリ最適化コンピューティングの選択肢がもたらされます。
- Amazon EC2 X2idn インスタンスが AWS イスラエル (テルアビブ) リージョンで利用可能に – Intel Xeon Scalable プロセッサを搭載した Amazon EC2 X2idn メモリ最適化インスタンスが、AWS イスラエル (テルアビブ) リージョンで利用できるようになりました。これにより、インメモリデータベースとハイパフォーマンスコンピューティングのワークロードがサポートされます。
- Amazon EC2 P5en インスタンスが AWS 米国西部 (北カリフォルニア) リージョンで利用可能に – 高性能機械学習トレーニングと生成 AI 推論用に設計された Amazon EC2 P5en インスタンスが、AWS 米国西部 (北カリフォルニア) リージョンで利用できるようになりました。
その他のアップデート
- AWS Systems Manager にオンボーディング設定のカスタマイズオプションを追加 – AWS Systems Manager では、オンボーディング設定のカスタマイズオプションが拡張され、管理者がより柔軟にリソースを設定および管理できるようになりました。
- Amazon MSK により MSK プロビジョニングクラスターでのシームレスな証明書更新が可能に – Amazon MSK では、MSK プロビジョニングクラスターでのシームレスな証明書更新が可能になり、Apache Kafka 環境のセキュリティ管理が簡素化されます。
- AWS Resource Explorer が 41 種類の新しいリソースタイプをサポート – AWS Resource Explorer は 41 種類の新しいリソースタイプをサポートするように拡張され、アカウント全体でより多くの AWS リソースを簡単に見つけて視覚化できるようになりました。
- Amazon Managed Service for Prometheus が AWS カナダ (中部) リージョンで利用可能に – Amazon Managed Service for Prometheus が AWS カナダ (中部) リージョンで利用できるようになり、北米のより多くのお客様にコンテナモニタリング機能を提供できるようになりました。
- AWS End User Messaging がメキシコ (中部) で利用可能に – AWS End User Messaging がメキシコ (中部) で利用できるようになりました。これにより、企業は地理的地域の顧客に SMS、音声、E メールメッセージを送信できます。
- Amazon WorkSpaces が AWS 欧州 (パリ) リージョンで利用可能に – AWS のマネージドデスクトップ仮想化サービスである Amazon WorkSpaces が AWS 欧州 (パリ) リージョンで利用できるようになり、欧州のお客様における仮想デスクトップインフラストラクチャの選択肢が広がりました。
今後のイベント
AWS Summit シーズンの真っ只中です! AWS Summit は夏の間、世界中の都市で開催されます。カレンダーをチェックして、お近くで AWS Summit が開催される日をご確認ください。2025 年 5 月の残りの Summit は次のとおりです。
- 韓国、ソウル – 5 月 14 日〜15 日
- アラブ首長国連邦、ドバイ – 2025 年 5 月 21 日
- イスラエル、テルアビブ – 2025 年 5 月 28 日
- シンガポール – 2025 年 5 月 29 日
原文はこちらです。
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