Amazon Web Services ブログ
AWS 無料利用枠に関する最新情報: 新規のお客様は、最大 200 USD 相当のクレジットを使用して AWS の利用を開始し、詳しく知ることができます
Amazon Web Services (AWS) を初めてご利用になる場合は、AWS サービスについて学び、実践的な経験を積み、アプリケーションを構築するために、AWS 無料利用枠を利用して開始できます。コストなしでサービスのポートフォリオを詳しく知ることができるため、AWS の利用をさらに簡単に開始できます。
7 月 15 日、AWS サービス全体でご利用いただける最大 200 USD 相当の AWS クレジットを提供する AWS 無料利用枠プログラムにおけるいくつかの拡張を発表しました。サインアップ時に 100 USD 相当の AWS クレジットを受け取ることができ、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、AWS Lambda、Amazon Bedrock、AWS Budgets などのサービスをご利用いただくことで、さらに 100 USD 相当のクレジットを獲得できます。
拡張された AWS 無料利用枠プログラムは、サインアップ中、無料アカウントプランと有料アカウントプランという 2 つのオプションを提供します。無料アカウントプランをご利用の場合、有料プランにアップグレードするまで料金は発生しません。無料アカウントプランは、6 か月間が経過した時点、またはクレジットを使い切った時点のうち、いずれか早い方の時点において失効します。
無料アカウントプランを利用している間は、大企業が一般的に使用する一部のサービスはご利用いただけません。いつでも有料プランにアップグレードして、AWS での構築を継続できます。アップグレード後も、初回サインアップ日から最大 12 か月間にわたって、未使用のクレジットを対象サービスでご利用いただけます。
有料プランを選択すると、AWS は AWS 請求書で対象サービスの利用について無料利用枠クレジットを自動的に適用します。クレジットを超えた利用量については、オンデマンド料金が課金されます。
最大 200 USD 相当のクレジットを獲得
無料プランまたは有料プランのいずれかにサインアップしたお客様には、100 USD 相当のクレジットが付与されます。また、次の 5 つの AWS サービスアクティビティを完了するごとに、さらに 20 USD 相当のクレジットが付与されます:
- Amazon EC2 – EC2 インスタンスの起動と終了方法を学習します。
- Amazon RDS – RDS データベースを起動するための基本的な設定オプションを学習します。
- AWS Lambda – Lambda 関数と関数 URL で構成されるシンプルなウェブアプリケーションの構築方法を学習します。
- Amazon Bedrock – Amazon Bedrock テキストプレイグラウンドでプロンプトを送信して応答を生成する方法を学習します。
- AWS Budgets – 予算額を超えた場合にアラートを発出するように予算を設定する方法を学習します。
クレジットの詳細は、AWS マネジメントコンソールの Explore AWS ウィジェットでご覧いただけます。
これらのアクティビティは、AWS 請求コンソールに表示されるコストや使用量など、AWS の重要な構成要素をお客様に知っていただけるよう設計されています。これらの料金は無料利用枠のクレジットから差し引かれ、AWS を初めてご利用になるお客様に、コストを最小限に抑えるための適切なインスタンスサイズの選択方法を説明するのに役立ちます。
最初の 20 USD 相当のクレジットの付与を受けるには、[AWS Budgets を使用してコスト予算を設定] を選択します。AWS Billing and Cost Management コンソールにリダイレクトされます。
最初の予算を作成するには、[テンプレートを使用 (シンプル)] と [月次コスト予算] を選択して、予算額を超過した場合、または超過すると予測される場合に通知を受け取るようにします。
[カスタマイズ (アドバンスト)] セットアップオプションを選択すると、ユースケース、AWS サービスまたは AWS リージョンの範囲、期間、開始月、特定のアカウントに固有のパラメータを設定して予算をカスタマイズできます。
予算の作成が成功裏に完了すると、支出が予算額を超えた場合にアラートが届き始めます。
20 USD 相当のクレジットを確認するには、AWS Billing and Cost Management コンソールの左側のナビゲーションペインにある [クレジット] ページにアクセスしてください。クレジットが表示されるまでに最大 10 分かかる場合があることにご留意ください。
残りの 4 つのアクティビティを完了することで、追加で 80 USD 相当のクレジットを獲得できます。これで、最大 200 USD 相当のクレジットを使用して、AWS サービスについて学習し、最初のアプリケーションを構築できます。
知っておくべきこと
拡張された AWS 無料利用枠プログラムについて知っておくべきことをいくつかご紹介します:
- 通知 – AWS クレジット残高が 50%、25%、10% になったときに、E メールアラートが送信されます。また、6 か月間の無料期間において、残りの期間が 15 日間、7 日間、2 日間になったときに、AWS コンソールと E メールの受信トレイに通知が送信されます。無料期間が終了すると、有料プランへのアップグレード手順が記載された E メールが届きます。有料プランにアップグレードすることでアカウントを再開できる期間は 90 日間です。
- AWS サービス – 無料アカウントでは、常時無料利用枠を提供する 30 超のサービスを含む、一部の AWS サービスにアクセスできます。有料アカウントでは、すべての AWS サービスにアクセスできます。詳細については、AWS 無料利用枠ページにアクセスしてください。
- 従来の無料利用枠 – 2025 年 7 月 15 日よりも前に AWS アカウントが作成されている場合、引き続き従来の無料利用枠プログラムをご利用いただけます。このプログラムでは、短期間のトライアル、12 か月間のトライアル、常時無料利用枠の対象となるサービスにアクセスできます。常時無料利用枠は、新しい無料利用枠プログラムと従来の無料利用枠プログラムの両方でご利用いただけます。
今すぐご利用いただけます
新しい AWS 無料利用枠機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンと中国リージョンを除くすべての AWS リージョンで一般提供されています。詳細については、AWS 無料利用枠ページとAWS 無料利用枠ドキュメントにアクセスしてください。
今すぐサインアップして、新しい AWS 無料利用枠をお試しください。また、AWS re:Post for AWS Free Tier 宛てに、または通常の AWS サポート担当者を通じて、ぜひフィードバックをお寄せください。
– Channy
原文はこちらです。