Amazon CloudWatch で生成 AI オブザーバビリティの一般提供を開始
Amazon CloudWatch で生成 AI オブザーバビリティの一般提供が開始されたことをお知らせいたします。これにより、Amazon Bedrock AgentCore でデプロイおよび運用されるエージェントなど、AI アプリケーションと AI ワークロードのすべてのコンポーネントをモニタリングできます。今回のリリースにより、ランタイムモニタリングだけでなく、AgentCore の Built-in Tools、Gateway、Memory、Identity の各機能にわたる完全なオブザーバビリティが追加されます。DevOps チームと開発者は、モデルの呼び出しからエージェントのオペレーションまで、AI ワークロードのすべてのコンポーネントのレイテンシー、トークンの使用状況、エラー、パフォーマンスをすぐに把握できるようになりました。この機能は、Strands Agents、LangChain、LangGraph などの一般的な生成 AI オーケストレーションフレームワークと互換性があるため、フレームワークを柔軟に選択していただけます。
この新機能により、開発者は CloudWatch を使用して、生成 AI アプリケーションのコンポーネント全体でテレメトリデータを分析できます。お客様は、Built-in Tools のコード実行パターンをモニタリングし、Gateway を通じた API 変換の成功率を追跡し、メモリストレージと取得パターンを分析して、Identity のオブザーバビリティを通じてエージェントの動作が安全であることを確認できます。開発者は、接続されたビューでエンドツーエンドのプロンプトトレース、厳選されたメトリクス、ログを使用して、VectorDB のギャップや認証エラーなどの問題を迅速に特定できます。また、開発者は CloudWatch コンソールの [AgentCore] セクションですべてのエージェントをモニタリングできます。このセクションは、他の CloudWatch 機能 (Application Signals、アラーム、機密データ保護、Logs Insights など) とシームレスに統合されています。
この機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー) でご利用いただけます。
詳細については、ドキュメントをご覧ください。生成 AI オブザーバビリティには追加料金はかかりません。基盤となるテレメトリデータに対する既存の CloudWatch 料金が適用されます。