AI を活用したトラブルシューティングのための Amazon CloudWatch MCP サーバーと Application Signals MCP サーバー
本日、AWS は AWS ラボの MCP オープンソースリポジトリで、CloudWatch MCP サーバーと Application Signals MCP サーバーという 2 つの新しい Model Context Protocol (MCP) サーバーの提供を開始することを発表します。これらのサーバーにより、AI エージェントは包括的なオブザーバビリティ機能を活用して、トラブルシューティングとモニタリングを自動化できます。MCP サーバーを使用すると、AI アシスタントは AWS 環境全体のメトリクス、アラーム、ログ、トレース、サービスヘルスデータを分析し、シンプルな会話型インターフェイスを使用して問題をすばやく特定し、診断できます。
MCP サーバーは、運用上のトラブルシューティングシナリオに合わせて特別に設計され、厳選されたツールセットを提供します。CloudWatch MCP サーバーでは、アラームに基づくインシデント対応、メトリクス分析、ログパターン検出をサポートします。Application Signals MCP サーバーでは、サービスレベル目標 (SLO) に基づくサービスヘルスのモニタリングと、OpenTelemetry データを使用した自動根本原因分析を行うことができます。MCP 標準を活用することで、AI エージェントは自然言語でやり取りしながら、アラームパターンやメトリクスの異常の分析、サービスヘルスの問題の調査、ログやトレースのクエリなど、複雑なトラブルシューティングワークフローを実行できます。これらの MCP サーバーを使用すると、デベロッパーは複数の AWS コンソールや API を手動で操作する必要がなくなり、AI エージェントがトラブルシューティングワークフローに関するやり取りをインテリジェントに調整して、API の統合に通常必要な開発時間を短縮することができます。
CloudWatch MCP サーバーはすべての AWS リージョンの CloudWatch で使用でき、Application Signals MCP サーバーは Application Signals が提供されているすべてのリージョンで使用できます。
これらのオープンソース MCP サーバーをローカルでダウンロードして、お好みの AI 対応 IDE で試すには、AWS ラボの MCP オープンソースリポジトリにアクセスしてください。