AWS IoT Device Management のマネージド統合の一般提供を開始
本日、AWS はマネージド統合の一般提供を開始しました。これは、複数のメーカーや接続プロトコルにわたる IoT デバイスの制御と管理を簡素化するために設計された AWS IoT Device Management の機能です。デベロッパーは、接続タイプ (ダイレクト、ハブベース、サードパーティのクラウドベース) に関係なく、単一の統合インターフェイスを通じてさまざまな IoT デバイスをオンボードおよび管理できるようになりました。マネージド統合では、クラウドツークラウド (C2C) コネクタとデバイスデータモデルテンプレートも使用できます。プレビューでは、デベロッパーはパートナーやベンダー提供のビルド済み C2C コネクタのカタログと、80 以上のデバイスデータモデルテンプレートにアクセスできました。今回の機能拡張により、デベロッパーは独自のコネクタを作成して一覧表示したり、テンプレートをカスタマイズして新しいデータモデルを作成したりできるようになりました。
マネージド統合機能を使用すると、デベロッパーは IoT ソリューションの開発を加速できます。統一されたインターフェイスと、ZigBee、Z-Wave、Wi-Fi プロトコルをサポートするデバイスおよびハブ SDK を組み合わせることで、複数のデバイス、ベンダー、接続規格にわたるデバイスの管理とオンボーディングが合理化されます。 構築済み C2C コネクタのカタログとカスタムコネクタ作成機能により、さまざまなサードパーティのクラウドベースのデバイスとの統合が可能になり、開発がさらに加速されます。さらに、AWS の Matter データモデル標準の実装に基づいた 80 を超えるデバイスデータモデルテンプレートの包括的なライブラリと、新しいデータモデルの作成機能を組み合わせることで、デベロッパーは柔軟でスケーラブルなアプローチでデバイス機能を定義できます。マネージド統合により、デベロッパーは、エンドユーザーにシームレスな体験を提供するように設計されたアプリケーションにデバイスを統合できる強力な手段を得ることができます。これにより、ホームセキュリティ、エネルギー管理、高齢者介護モニタリングなどの付加価値サービスの創出が可能になります。
マネージド統合機能は、カナダ (中部) と欧州 (アイルランド) で利用できます。詳細については、デベロッパーガイドを参照し、AWS IoT コンソールで利用を開始してください。