Mountpoint for Amazon S3 において、fstab を使用した S3 バケットの自動マウントが可能に
投稿日:
2025年5月30日
Mountpoint for Amazon S3 で、Amazon EC2 インスタンスの起動時に S3 バケットを自動的にマウントできるようになりました。これにより、一貫性のあるマウント設定を定義する方法が簡素化され、インスタンスの起動時に設定が自動的に適用され、インスタンスの再起動時にマウントが維持されるようになります。
以前は、Mountpoint for Amazon S3 を使用するために、起動するたびに S3 バケットを手動でマウントし、正しいマウントオプションを検証する必要がありました。バケットの自動マウントがサポートされるようになったため、マウントポイント設定を fstab ファイルに追加するだけで、インスタンスが起動するたびに設定が自動的に適用されるようになりました。Linux システム管理者は通常、fstab を使用してマウント設定を一元管理します。これには、コンピューティングインスタンスで利用可能なすべてのマウントに関する情報が含まれています。fstab ファイルを変更して Mountpoint for Amazon S3 に新しいエントリを追加すると、EC2 インスタンスはその設定を読み込んで、再起動するたびに S3 バケットを自動的にマウントします。
Mountpoint for Amazon S3 は AWS サポートが支援するオープンソースプロジェクトです。そのため、AWS ビジネスサポートプランと AWS エンタープライズサポートプランをご利用のお客様は、クラウドサポートエンジニアに 24 時間 365 日アクセスできます。使用を開始するには、GitHub ページと製品概要ページをご覧ください。