AWS 料金見積りツールの一般提供開始および割引や購入契約のサポートの追加

投稿日: 2025年5月30日

本日付けで、AWS は AWS コンソールでの AWS 料金見積りツールの一般提供を開始しました。このリリースにより、お客様は、ワークロードのコスト見積りと AWS の全額請求額の見積りの 2 種類のコスト見積りを提供することで、より正確で包括的なコスト見積りを作成できるようになります。また、コスト見積りを作成する際に、過去の使用量をインポートしたり、正味の新規使用量を作成したりすることもできます。さらに、AWS 料金見積りツールでは、割引後や契約後のビューを含む 3 つの料金設定が提供されるようになりました。これにより、お客様は AWS の料金設定と従量制割引の両方に加え、既存の契約がワークロード見積りの合計推定コストにどのように影響するかを確認できます。

料金割引と購入契約の両方を含む新しい料金設定により、お客様はコストシナリオにおける節約とコスト最適化の可能性をより明確に把握できます。この機能は、Savings Plans やリザーブドインスタンスなどの既存の契約が AWS コスト全体に与える影響を把握したい組織にとって特に役立ちます。さらに、お客様は、コスト推定とコスト履歴のリソースレベルの詳細を含むワークロード見積りを、CSV 形式と JSON 形式の両方でコンソールから直接エクスポートできるようになりました。この強化により、見積りの分析や共有、社内の財務計画ツールとの連携が容易になります。

強化された料金見積りツールは中国を除くすべての AWS 商用リージョンで利用できます。新しい料金見積りツールを使い始めるには、AWS Billing and Cost Management コンソールにアクセスしてください。詳細については、AWS 料金見積りツールのユーザーガイドをご覧ください。