Q Business の匿名ユーザーアクセス

投稿日: 2025年4月30日

本日、Amazon Q Business の匿名ユーザーアクセスの一般提供開始を発表いたします。この機能により、パブリックにアクセス可能なコンテンツを使用して、匿名ユーザー向けの Q Business アプリケーションを作成できます。この匿名モードで作成された Q Business アプリケーションは、API 使用量ベースで課金されます。

お客様は匿名の Q Business アプリケーションを作成して、パブリック Web サイトの Q&A、ドキュメントポータル、顧客セルフサービスエクスペリエンスなどのユースケースを強化できるようになりました。このような場合、ユーザー認証は必要なく、コンテンツはパブリックに利用できます。例えば AnyCompany は、一般に公開されているヘルプ/製品ページに genAI アシスタントを提供することで、ウェブサイトの訪問者のサポート体験を改善したいと考えています。お客様は匿名の Q Business アプリケーションを作成し、公開されているすべての製品ヘルプ/ドキュメントをインデックス化することで、Q Business genAI アシスタントを強化します。匿名アプリケーションをデプロイするには、お客様は匿名 Chat/ChatSync API を実装して高度な UX コントロールを実現したり、iFrame を介して組み込みの匿名 Web エクスペリエンスを埋め込んだりできます。匿名アプリケーションは API 使用量ベースで課金され、大規模な匿名ユーザーに対して Q Business の生成 AI 体験をスケーラブルに提供することが可能です。

匿名チャット API とウェブエクスペリエンスは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、およびアジアパシフィック (シドニー) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。詳細については、ドキュメントを参照してください。