AWS Lambda が Amazon S3 Files の直接読み取り設定のサポートを開始

投稿日: 2026年9月11日

AWS Lambda では、Amazon S3 Files の直接読み取り設定のサポートを開始しました。これにより、Lambda 関数でファイルを読み取るストレージとして、S3 Files の高パフォーマンスストレージまたは S3 バケットを設定できます。今回のリリースにより、アプリケーションの要件に基づいて、Lambda 関数によるファイル読み取りのスループットとレイテンシーを最適化できます。

お客様は S3 Files と Lambda 関数を組み合わせることで、S3 のスケーラビリティ、耐久性、コスト効率を活用しながら、ファイルシステムのパフォーマンスとシンプルさを備えたスケーラブルなデータ処理パイプラインとステートフルなエージェントティックワークロードを構築できます。S3 Files では、低レイテンシーが求められる場合は高パフォーマンスストレージから、大規模な読み取りで高スループットが求められる場合は S3 バケットから直接データが提供され、各オペレーションに最適なストレージへ自動的にルーティングされます。 デフォルトでは、S3 バケットからの直接読み取りを利用できるのは、512 MB 以上のメモリが設定された Lambda 関数のみです。しかし、従来は直接読み取りの設定を制御できなかったため、個々のアプリケーション要件に応じて読み取りパフォーマンスを最適化することはできませんでした。今回のリリースにより、関数のメモリサイズに関係なく、Lambda 関数で S3 Files の直接読み取りを明示的に有効または無効にできます。直接読み取りを有効にすると、1 MB 以上のファイルは S3 バケットから直接読み取られるため、スループットを最大化できます。それより小さいファイルは高パフォーマンスストレージから提供されます。直接読み取りを無効にすると、すべての読み取りが高パフォーマンスストレージを介して行われるため、レイテンシーを最小限に抑えることができます。

この機能は、アジアパシフィック (ニュージーランド)、中東 (バーレーン)、中東 (アラブ首長国連邦) を除く、すべての商用 AWS リージョン、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部) リージョンで利用できます。 S3 Files の直接読み取りは、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK、AWS CloudFormation を使用して設定できます。標準の Lambda と S3 Files の料金以外に追加料金はかかりません。Lambda 関数で S3 Files を使用する方法の詳細については、AWS Lambda デベロッパーガイドをご覧ください。